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海上釣堀マル秘テクニック
シマアジは『狙って釣る』からこそ面白い! partⅡ ~見釣り編~
今回は、海上釣堀の風物詩でもある「シマアジの見釣り」について「引き出し」をご紹介致します。
そもそも海上釣堀における、この「シマアジの見釣り」は主に、冬の水温の低い時期に太陽が水面に当たった時、シマアジが冷えた体を温めようと、日向ぼっこをしに浮いてくる、もしくは中層~底付近で青物が活発に動き回っている時に、怯えて上(水面近く)に浮いてきている状態で、いずれも警戒心の非常に強い状態にあるシマアジを釣ることになるので、細心の注意と、相当な粘りが必要となります。
…がっ!これも海上釣堀でボーズを書かない方法は有ります!下記をしっかり頭に叩き込んで下さい。
①釣り餌はシマアジの口の7割ぐらいの大きさ(要は小さく)
※シラサエビは1尾掛けで!
②ハリスは2号までと細く!
(但し、タックルバランスを考えないと、すぐに切れます。磯竿で言うと1~2号の竿の硬さでOK!)
③オモリは無しで“ノー・シンカー”です。
④人の気配を出来るだけ消して下さい。(貸切ならば皆で協力し合って)
⑤遊泳しているシマアジと釣り餌が、丁度ガチ合う様に落とし込みます。
※ここで注意!!
海上釣堀の良く見る光景で、筏の際(きわ)付近で悠々と泳いでいるシマアジを、体を乗り出して一生懸命狙っているが全く釣れない方、そして、ウキを付けっぱなしで見釣りをしている方、“あると思います!”
まず、partⅠでも申し上げたとおり、シマアジは目が良く警戒心も非常に強い(海上釣堀では)魚です。 アナタ方が見えているシマアジは、アナタ方のウキも、竿も、そしてアナタの殺気立った顔も、眼鏡も帽子も全て見えているのです。
ウキをプラプラ付けたままで、竿下直下の見釣りは“ご法度”です。さらに、身を乗り出すのも絶対ダメ!際(きわ)から出来る限り離れて隠れる様に、少し覗く様な感じで。
但し、中央付近に居るシマアジを少し遠投して狙う場合(シマアジとの距離が十分にある場合)は、あまり気にする必要は無いですが、筏の際(きわ)付近にシマアジが居る時はとにかく「隠れて下さい!」良くアタル様になります。本当~です!
でも、他の釣り人が思いっきり覗き込んで「お~っ、シマが浮いてるぞー!」と来た時は…諦めて下さい。その時は中央付近のシマアジを狙って下さい。
(嫌な顔をせずにですよ!)
そしてもう一つ、覚えておいて下さい。海上釣堀でのシマアジは、基本的に(交通事故的な場合は別として)上から、しかも、ゆっくりゆっくり下りてくる釣り餌には非常に“反応”します。これは見釣りにおいて、どんな状況下でも、です。
人の気配を出来る限り消し、シマアジの目の前をゆっくりゆっくり、上から下へ通過させるのです!(※注…下から上ではありません。上から下です。)
私も、私の仲間達もこの“ノーシンカー釣法”で、海上釣堀での1年を通じて、釣果を叩き出しています。
どうですか?少しは役に立って頂けたでしょうか?海上釣堀でのシマアジは「釣れたーっ」人はちょくちょく居ても、「狙って!」しかも「どんな時でも」となると、まず一握りの方だけ。数については、シマアジだけに、お店によって放流数も大きく異なりますし、また、“潮”の影響も大きく受ける魚です。そして釣座の問題も考えると、日ムラはどうしても避けられません!
しかし、ここで紹介した方法を、海上釣堀で正しく実行して頂ければ「確実」に、しかも「大幅」にシマアジのヒット確率は上がります。
海上釣堀で「見えている魚は喰わん」と、あきらめては、もったいないと思いませんか?シマアジを「もっと釣って見たい」と思いませんか?ここでさらに一つ「引き出し」を増やして、釣る事の喜びを味わって下さいネ!
次回、青物を釣る為の「意外な知識!?」を掲載します。お楽しみに!!
