
誘引増進血液加工の開発
海上釣堀の青物に対し、最も効果的なエサのひとつとして代表されるのが「ソーダ鰹切身」。その能力は、切身だけよりも血液が付着したものや「血合い、肝」がさらによいとされています。そして、その効果の源は「血液」にあるということが検証により改めて確認されました。しかし、純粋な血液の状態では誘引・摂餌効果にムラがあり不安定で、しかも酸化が極めて早いことから実釣時間中、効果を保つことができません。
そこで当社では、ソーダ鰹の血中に含まれる青物誘引・摂餌刺激物質である特定複数種のアミノ酸と核酸物質、さらに酸化防止効果を備えた青物有効天然複合スパイスを加え、適正なバランスと有効限界濃度で血液加工しました。また、これら血液成分が海中での水圧や潮流に対し、一定の時間保たれるよう身の深層部まで浸透させれることと同時に、ドリップ抑止性能も確保しています。
それにより青物本来の波動や動的メタル光反射による誘引・摂餌反応以外の嗅、味覚器による刺激のみであっても、その効果は大幅に増進され極めて有効であることが確認されました。
この当社が独自開発した特殊加工血液は2種類(CBL・BPL)を用意。
「CBL」はソーダ鰹血液本来の青物誘引性能を増進強化。「BPL」は低活性の青物向けにCBL成分配合バランスと濃度を専用に変更。
それぞれ水温や水質または潮時などによる活性状況に合わせて使い分ける仕様となります。