成分複合相乗効果の探究
釣りエサとなる魚介類には複数種のアミノ酸やその他、核酸関連物質、ビタミン、フェロモンなどの魚類に有効な誘引・摂餌刺激物質が含まれています。ただし、これらは繊細かつ複合的バランスによって構成されており、互いに影響しあって存在しています。
つまり、誘引・摂餌を促す神経への刺激は成分の複合的要素によって成り立っており、単一では有効でない成分であっても複合的観点から誘引・摂餌刺激効果に大きな役割を担っています。
逆に有効な成分(アミノ酸等)を大量に添加しても、その成分が単一であった場合、効果は一時的でかつ、不安定なものとなってしまいます。
そこで、エサとなる魚介類をより安定的で即効性のあるエサに増進強化するには、そのベースエサ(エサとなる魚介類)ごとに構成されている異なる複数種の成分バランスに併せて、複合的に強化することが不可欠になり、実際のフィールド実釣実験においても唯一、体感できるレベルにまで達することが確認されています。
これらは単に何も無い水槽で飼われている魚に対しての実験だけでなく、エサとなる魚介類、これらが放つ有効成分が実在するフィールド(海)での比較実験が重要で、釣りエサに求められる「即効性の強化」につながる有効な「複合配合バランス」とその濃度をより現実的なものとします。
弊社が使用する自社開発の集魚剤「複合アミノ酸」は単一のアミノ酸では得る事の出来ない安定的でかつ、強力な誘引・摂餌効果の増進を有し、同時にエサスレや水質環境変化による喰い渋りや喰い止まりを大幅に抑制します。
これらは私ども魚餌研の「真骨頂」であり、化学的「根拠」に基いています。